札幌市近隣の皆様の法人登記・商業登記に関する手続きを手厚くサポート

｢法人登記も全て自身で済ましてしまおう｣という方もいると推測しますが、一旦冷静になって発想を柔軟にすることをおすすめします。
法人登記・商業登記の準備はもちろん自身で対応することは可能ですが、特に起業時は本業の業務において様々な準備を行う必要があり、時間はいくらあっても足りない状況です。
猫の手も借りたいそのような状況で考えるべきことは｢タスクの優先順位｣です。一度に対応できない程の仕事を抱えることになった際は、重要な仕事から手を付けていくことで全体の作業の流れが円滑に進んでいきます。
そうした発想に立ったとき、｢会社設立の諸手続き｣をはじめとした法人登記・商業登記は核心を突いた言い方をすれば、｢事業主自身がやらなくても｣ことは足ります。
｢ルール通りにこなす事務手続き｣であり、事業者自身のオリジナリティーを発揮するタスクではありません。
つまり誰でもやれる事務的な手続きは法務に慣れた人間に任せ、そこで生まれた時間の余裕は自身の大事な本業に費やすという発想を持つ方が賢明といえます。
事務所は札幌駅から徒歩数分の便利な場所にございますので、気軽にご相談にお越しいただけます。

事業の中には法人でなければ取り組めない職種もありますが、法人でなくても経営できる事業はたくさんあります。
しかし、ある程度の規模まで事業が発展した場合は、法人化を行うことで経営上の様々な優遇を受けられますので、積極的に法人登記・商業登記に関する手続きを検討することをおすすめします。
法人化は定款の作成・認証や登記、保険への加入など、いくつかの義務が課せられますが、その分得られるメリットは様々あります。
法人化は企業が法人格を持って事業に取り組むことになるので、事業上の行為においては事業主個人が責任を負うのではなく、原則として企業が責任を負うことになります。
そのため、事業主が一人の個人として事業リスクを背負うというということがなくなります。
他には、株式会社を設立した場合は株式を発行することで、事業内容に賛同してくれる出資者から返済義務のない事業資金を募って運用できるようになります。
またそうした制度的なメリットに加え、いわゆる｢社会的な信用｣を得られるので、様々な対外的な交流において有利な展開を見込めるようになります。
法務のプロとして、そうした法人化のメリットデメリットを丁寧にご説明してまいります。

起業を目指す方々の中には、自己実現の一環として｢会社設立の全ての作業を、自分の力量だけで成し遂げてやろう｣という意欲を燃やしている方もいるのではないかと想像します。
自身で必要書類を一つひとつ調べ上げ、作成したものを法務局に持ち込んで登記申請の作業を自力で成し遂げた際は、充実感を得られると共に、登記に関する専門知識が身に付きます。
しかしここで｢果たしてここまで時間と労力を費やす意味があったのか｣という一つの問いがあります。
世の中には複数の事業を矢継ぎ早に立ち上げてビジネスを展開していくという方も中にはいますが、大抵は一つの事業と向き合いながら全身全霊をかけて経営に力を注いでいくといった方々が多いと考えます。
そうした状況を鑑みますと、一生に一度経験するだけの法務上の会社設立の手続きに時間と手間をかけて思い出づくりをするよりも、事務的な書類ワークは冷静に割り切って法務の専門家に丸投げし、自身は事業主として未来の発展に向かって事業の基礎固めに集中した方が、後々過去を振り返った時に良い選択であったと思えるのではないかと考えます。
今後も札幌市を中心に事業主様の起業・事業経営を微力ながら支援してまいります。