札幌で法人化をご検討されている方は、はぎわら司法書士法人へご相談下さい!
2021/12/17
札幌で法人化をご検討されている方へ①
お世話になっております。
本日は、起業(法人化、法人成り)をご検討されている方に向けて、解説させて頂きます。
法人化(会社設立)をする際のメリット・デメリットについてです。
より具体的な内容に手続きの詳細については、後日解説致します。
それでは、宜しくお願い致します。
法人化(会社設立)をするメリット
法人化(会社設立)をするメリットは、いくつかありますが、大きく下記のものが考えられます。
①社会的な信用を得られる
②一定以上の所得であれば、税金等の負担が軽くなる場合がある
③社会保険に加入ことが出来る
具体的に、どのくらいの事業規模になった場合に、法人化を検討するかは、税務上のことだけでなく、事業の内容等を踏まえて、検討すべきです。
個人事業主は原則として、国民健康保険(国保)に加入することになります。
法人化し、社会保険に加入する事が出来るようにすることで、事業主様にメリットがあるだけではなく、採用の面においても、優秀な人材を確保しやすくなります。
法人化をする一番のメリットは、上記①の「社会的な信用を得られる」ことにあると思います。
どのような事業だとしても、お客様、取引先、金融機関等との関わりがあるかと思います。
ある一定規模の法人様の場合、相手が個人事業主だと取り引きをしない場合があるそうです。
また、事業資金の調達や、事業主様や従業員の方が住宅ローンを組む等、金融機関からのお借り入れをする際、個人事業主より法人の方が有利であると言えます。
決して、法人の方が、個人事業主よりも経営が安定しているとは限りませんが、現状、金融機関からのお借り入れの面においては、法人の方が有利です。
法人化(会社設立)をするデメリット
法人化(会社設立)をするデメリットは、いくつかありますが、大きく下記のものが考えられます。
①事務作業が増える
②設立に際し、登記費用等の費用が掛かる
③会社の財布と、社長個人の財布をしっかりと分けなければならない
①事務作業が増える
法人化した場合、設立時だけでなく、設立後についても、様々な届け出や申請、申告が必要になります。
一般的に、個人事業主の場合と比べると、作業量が増え、より多くの知識が必要になります。
②設立に際し、登記費用等の費用が掛かる
会社設立(法人化、法人成り)とは、法務局に対し、登記を提出する事で、スタートします。
その際に、例えば株式会社の場合、約25万円(場合によっては、約21万円)の実費が掛かります。
③会社の財布と、社長個人の財布をしっかりと分けなければならない
法律上、仮に一人の法人だとしても、法人と社長個人は別の人格考えます。
よって、会社のお金と社長個人のお金は、明確に分けなければなりません。